第1回 100年分の絵本をみてみよう。
今の日本の子どもの本につながる流れは、雑誌「赤い鳥」が生まれたころに始まると考えられます。子どもに本当の芸術を手渡していくことが目指された時代です。
子どもの本、とくに絵本って、この100年、どんなふうに進んできたんだろう…日本だけじゃなくて、世界のなかでどんな絵本が生まれてきたんだろう…まずは100年分並べて見てみようということになりました。世界での最初の絵本といわれている17世紀のコメニウス『世界図絵』から21世紀の絵本まで(100年どころか、350年以上!)。
「絵本はこれでなければならない!」という決まりはどこにもありません。それでもなお、「絵本にとって不可欠なものは何なのか」、今後の勉強から学んでいきたいと思いました。
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